2014年08月28日

M1918A2 BAR 分解

アローダイナミックのBARを分解して内部を確認します。

M1918A2 BAR 分解

レシーバーの固定ピンを外します。
写真では2本同時に外していますが、メカボックスの整備をする場合は後ろのピンのみ外せば良いようです。

M1918A2 BAR 分解

ピンを外した状態でアッパー、ロアレシーバーを分割します。

メカボックスは後回しにして、まずはバレル周りを見ます。

M1918A2 BAR 分解

ピンを外した状態でハンドガードを前に引っ張って外し、
アウターバレル根元のネジを5本すべて外します。

M1918A2 BAR 分解

ネジを外し、アウターバレルを前に引っ張り外します。

M1918A2 BAR 分解

インナーバレル、チャンバーは後ろに引っ張り出します。

M1918A2 BAR 分解

ネジを2本外し、バレルホルダーからチャンバーを外します。

M1918A2 BAR 分解

給弾口は引っ張れば外れます。
チャンバーはAK用の物に似ています。

M1918A2 BAR 分解

インナーバレルは長さ500mm、汚れていますが、洗浄すれば使えそうです。

次はメカボックスの分解を行ないます。

M1918A2 BAR 分解

ネジを左右2本ずつ外し、ストックを外します。
写真ではストック側を外していますが、レシーバー側を外しても構いません。

M1918A2 BAR 分解

ネジを2本外し、レシーバーからメカボックスを外します。

M1918A2 BAR 分解

スイッチはとても単純な作りになっています。

M1918A2 BAR 分解
ピンを抜いてスプリングガイドを外します。
スプリングガイドは樹脂製で、金属の基部にはまっているだけで固定されていません。

M1918A2 BAR 分解

ネジを4本外しメカボックスを開きます。
メカボックスはVFCのLMG用に似ています。
軸受けは8mmベアリングです。

M1918A2 BAR 分解

スプリングはカットされており、マルイ純正より短いです。

M1918A2 BAR 分解

シリンダーは穴が開いており、バレル長に対し容量不足です。
シリンダーヘッドはver3用と思われますが、ノズル部分に傷が見られ、良くない状態です。

M1918A2 BAR 分解

ノズル長は約19.1mmで、チャンバーがAKの物と同じなら長さが足りないということになります。
(AKのノズル長は約19.7mm ソース http://gungineer.matrix.jp/nagamono_custom/dendou/Mechanism/nozzle/nozzle.htm

M1918A2 BAR 分解

タペットプレートはver5の物に似ていますが、ノズルの位置が違う専用品です。
VFCのメカボックスをコピーしているならば、流用は可能かもしれません。

M1918A2 BAR 分解

モータはショートタイプです。
分解前の測定では10.17発/秒という結果なのであまり良い物では無さそうです。

M1918A2 BAR 分解

調整用のネジが付いていませんでした。

M1918A2 BAR 分解

ギアはタペットカムが大きくなっています。
スパーギアは歯が欠けています。

M1918A2 BAR 分解

ピストンは左半分の歯が無い全金属歯です。

M1918A2 BAR 分解

ピストンヘッドは樹脂製で吸気穴が6つ開いています。

全体的にそんなに悪くは無いと思いますが、交換するべきパーツは多いですね。
次回はこれを踏まえた調整を行ないます。



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Posted by 名無しのナナシ at 00:15│Comments(0)エアガンエアガンカスタム
 
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