2019年02月11日

M1918の修理その1

M1918を壊してしまいました。

M1918の修理その1
M1918の修理その1
うっかり落としたときにチャンバーブロックが真っ二つ。
普通ならパーツ交換すれば良いのですが、
この銃はパーツが売っていません。

M1918の修理その1
エポキシ接着剤でくっつけてみましたが、重いアウターバレルを支えるには強度が不足しています。
つまり修理不可能、この銃は廃棄処分になってしまいます。
それでは困るのでなんとかします。

どうするかというと、壊れたパーツを元に複製します。
具体的には、
壊れたパーツをシリコンで型取り

シリコン型でロウ原型を作成

ロストワックス法で石膏型を作成

亜鉛合金で鋳造

仕上げ、タップ立て

完成

今回はロウ原型を作るところまでいきます。

M1918の修理その1
M1918の修理その1
紙コップを枠に使ってシリコンを流し込みます。
シリコン型は上下で分割するので、半分は粘土で埋めておきます。

M1918の修理その1
シリコンを流し込む前に剥離剤を塗ります。

M1918の修理その1
今回使ったシリコンはA材とB材を同量混ぜるタイプです。

M1918の修理その1
剥離剤が乾いた後、シリコンを流し込みます。

M1918の修理その1
M1918の修理その1
シリコンが固まったら裏返して、粘土を取り除きます。

M1918の修理その1
ロウを流し込む湯口を付けてみましたが、この形では型からそのまま抜き取ることが出来ませんでした。
剥離剤を塗って枠を取り付け、再びシリコンを流し込みます。

M1918の修理その1
M1918の修理その1
シリコンが固まったら枠から外し、型を割り、原型を取り外します。

M1918の修理その1
流し込むロウは100均に売ってあった仏壇用のものです。

M1918の修理その1
M1918の修理その1
湯煎で溶かして型に流し込みます。
流し込んだらすぐに揺すって空気を抜きます。

M1918の修理その1
型から取り外し、バリを取り、別に作った湯口を取り付けてロウ原型は完成です。
次回は鋳造をします。



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Posted by 名無しのナナシ at 01:27│Comments(0)エアガンエアガン整備
 
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